戸籍調査(全国対応可)
このような方々のお役に立ちます
戸籍で辿れるだけの先祖が知りたい
戸籍を漏れなく請求したり、古い戸籍を読み解くのが難しそうだ
まずは戸籍調査をしておき、後にそれ以上の調査を考えたい
自分で戸籍を超えた調査をする際の実践的なアドバイスが欲しい

戸籍調査とは、各市町村役場から戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本を取得し、その内容を精査して家系図にまとめるものです。
多くの場合、幕末頃に生まれたご先祖様までを知ることが出来るものであり、新鮮な驚きと感動を味わうことが出来るのではないかと思います。
当事務所では、これに加えて歴史の旅社オリジナルの『家系探究案内』を作成しています。
この『家系探究案内』は、戸籍・旧土地台帳・諸文献などの諸情報に加え、これまで当事務所が現地調査で集積した史料・データを総合し、ルーツなどの考察を行うとともに、ご自分で戸籍を超えた家系調査を行う際の具体的・実践的な案内書となっています。
『家系探究案内』の詳しい内容についてはこちら『家系探究案内とは』
※家系探究案内は、あくまでも戸籍調査に付随して作成するものです。家系探究案内だけを希望されることがありますが、残念ながら単体でのお申込みはお受けしていません。
戸籍調査でどこまで遡れるのか?
戸籍調査によって、どの時代のご先祖様まで判明するのでしょうか?
ご依頼を考える上で、最も気になる点の一つではないかと思います。
この点について、以下ご説明致します。
多くの場合、幕末に生まれた方まで。年号で表現すると慶應・元治・文久・万延・安政・嘉永・弘化・天保などに出生されたご先祖様まで判明することが多いようです。

大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変は安政7年(1860)のことですし、国内を震撼させた黒船来航は、嘉永6年(1853)のこと。
また、幕末の英雄坂本龍馬は天保6年(1835)、高杉晋作は天保10年(1839)の生まれです。
このような激動の時代に生きたご先祖様を知ることが出来ます。
ただ、最近では明治以降に生まれた方までしか辿れないケースも少なくはありませんし、逆に今でも文政(1818~1830)や文化(1804~1818)の年号を見ることも珍しいことではありません。
ご依頼者様の年代にもよりますが、ご本人から数えて3~6代ほどのご先祖様まで遡れるのが一般的です。また、ご依頼様に子供さんやお孫さんがいらっしゃれば、さらに1~2代加えた家系図を作成することになります。
ただ、一般的なことではなく、「具体的にどこまで辿れたのか?」が最も知りたいことかと思います。このため、当事務所で行った戸籍調査25例を参考データとして挙げてみました。
歴史の旅社の戸籍調査の特徴
①『家系探究案内」の作成
当事務所は、長い間「戸籍を超えた家系調査」だけを専門として行って参りました。
しかし、例えば父方の江戸前期調査を依頼された方が母方も戸籍調査だけはしておきたいというようなご希望を多く頂くようになり、それにお応えして戸籍調査も行うようになりました。(とはいっても正式に戸籍調査を始めてからでも10年以上は経過しています。)
このようなことから、戸籍を読み込む際には、習慣として「現地調査ではどうすべきか?」を絶えず意識しています。
「ご先祖様の居住地は何藩だったのだろう?」「本籍地がある場所は、武家屋敷だったのか、町人居住地だったのか、農民が住む村だったのか?」「この地域には、どんな郷土誌が編纂されているのか?」というようなことを考えつつ、戸籍を読んでいます。
これを形にしたのが歴史の旅社オリジナルの『家系探究案内』です。
戸籍の解読に併せて、最も古い本籍地の歴史や家紋・苗字などに関する諸文献を調べ、さらにこれまで行ってきた現地調査で収集した多くの史料やデータなどにより、ルーツの探究を行っています。
これに加え、戸籍調査を基に、ご自身でそれ以上の調査を行う際の実践的且つ専門的な指針をまとめています。
『家系探究案内』の詳細はこちら『家系探究案内』
②旧土地台帳の調査
全ての戸籍を取得した後、最も古い除籍謄本の記載されている本籍地の地番に該当する旧土地台帳を請求し、旧土地台帳が作成された明治20年代のご先祖様が住んでおられた宅地の情報を入手します。
当時の宅地の広さや小字名・土地の価値・所有者の変遷など、住んでおられた土地という戸籍とは異なった角度から、明治のご先祖様の様子を僅かでも窺い知ることが出来るのではないかと考えています。
旧土地台帳の詳細はこちら『旧土地台帳を調べる』
戸籍調査の詳細
調査料金
調査コース | 調査の対象 | 料金(税込) |
---|---|---|
戸籍調査1系統 | 父方又は母方など1つの苗字の調査 | 110,000円 |
戸籍調査2系統 | 父方及び母方など2つの苗字の調査 | 154,000円 |
戸籍調査4系統 | 父方の祖父・祖母系、母方の祖父・祖母系など4つの苗字の調査 | 231,000円 |
※1系統とは、ひとつの苗字の調査です。
※「家系探究案内」は1系統を作成致します。2系統・4系統をお申込みの場合、「家系探究案内」作成を希望される1系統をご指定下さい。
標準調査期間
3~4カ月程度(1系統の場合)
戸籍請求は、全国各地の市町村役場が対象になりますので、原則として郵便によって請求します。一件の申請につき10日~2週間ほど掛かりますが、途中で異なる市町村に転籍されていると、その転籍の回数だけ申請を繰り返さなければなりませんので、1系統の戸籍請求だけでも1カ月を超えることも少なくありません。
最も古い除籍謄本によって明治初年の本籍地を特定出来たところで、その地区を管轄する法務局に旧土地台帳の請求を行います。
これらが全て揃い次第、姓氏や家紋、土地の歴史など関する辞典や各種資料から得られた情報を加え、家系譜(戸籍解読表・横系図・縦系図等を収納)を作成し、最後に『家系探究案内』の執筆に取り掛かります。この作業に約2カ月要します。
以上で3~4カ月の期間を頂くことになります。
なお、2系統の場合はさらに約1カ月の期間を頂いています。
最も人気のある4系統では、さらに1~2カ月ほどの期間を頂き、5~6カ月ほどの期間となります。
お支払い方法
お支払いは前納でお願い致します。
調査終了後、お渡しするもの
- 取得した戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本一式
- 旧土地台帳の写し
- 家系探究案内 家系探究案内の内容詳細
- 家系譜 家系譜の内容詳細
- 横家系図 (家系譜に綴じています。下に画像見本あり)
- 元号・西暦対照年表(家系譜に綴じています)
- 変体仮名表(家系譜に綴じています。)
- 家系図関係データを収録したCD-ROM
- 家系図フォルダ入り縦家系図

【家系図フォルダ入り縦家系図】
和紙に金銀粉を蒔いた金振大礼紙にA3サイズの縦系図をインクジェット印刷し、高級布クロス貼りの当事務所オリジナルの家系図フォルダに入れてお届けします。
※見本の画像は、最も人気がある4系統の縦家系図です。

表紙には、金文字で「家系図」の刻印入り。
色は、ワインレッドと紺の2色からお選びください。
【横家系図見本】
この見本の長さは83cm。嘉永6年(1853)生まれの戸主まで遡れたもので、戸籍調査による家系図の平均的な長さです。これを折り畳み、「年号・西暦対照年表」と一緒に家系譜の巻末に綴じ込んでいます。
オプション
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