筆耕のチェック

徹底調査が終わり、その結果完成した家系図の巻物製作を行っているところです。

本日、書道の先生から筆耕の完成品が届けられました。文字の書き出しから終わりまでだけでも3.5mほどで、これを巻物に仕立てると4mを大きく超える長さになります。

筆耕を受け取った後、家系図の原稿と見比べながら書き間違いがないかをチェックするのですが、これが結構緊張するところです。「どうか書き間違いがありませんように!」と祈りつつ、2人で読み合せを行います。

画像の説明

今回は・・・惜しくも1文字だけ書き間違いを見つけてしまいました。
「延」と書くべきところを「延」となっていました。

3.5mほどの長さに膨大な文字が書き込まれているのですが、たった1文字違っただけでも、全てを書き直して頂かなければなりません。さすがにこれは妥協できるものではありません。

めったに間違うことがない先生なのですが、ごくごく稀に発生します。
書き間違いが1文字あることを指摘し、書き直して頂くよう依頼をするのですが、その大変さが分かるだけに、指摘しなければならない私自身も辛いものがあります。

このようなことから、筆耕をチェックする時間というのは大変緊張を強いられるのです。