悩ましい家系分析報告書の作成

先日、「戸籍による家系調査で享保年間まで判明!」という記事を書きました。

「戸籍による家系調査」に付随する文献調査報告書作成過程に於いて、享保年間のご先祖まで分かったというものでしたが、いつもそんなに都合良く進むはずもなく、今は別件の報告書の作成に悩まされているところです。

画像の説明

文献調査報告書とは、現地調査を行わず、郷土誌その他の文献や弊社に集積された諸情報を総合して作成するものなのですが、地域によって郷土誌の充実度は大きく異なりますので、具体的にご依頼者のご先祖様に関わる情報が郷土誌等にはないことも当然あります。

現在作成中の案件はその代表的なケースであり、該当する地域の郷土誌が全く充実しておらず、なかなか質の良い報告書が書けません。

そもそもこの調査自体が、郷土誌の充実度に影響を受けるものであり、事前にご説明の上お申込み頂いているものではありますが、それでも少しでも喜んで頂けるような内容にしたいと思うのは当然のことで、現在いろいろと悩みつつ、苦戦をしているところです。