2019.12.05
カテゴリ:調査日記
山口県の庄屋家文書その①
山口県の某市の調査で、庄屋家の古文書を探していたのですが、教育委員会の所蔵であることが分かりました。
早速、教育委員会に電話で確認したところ、この古文書は目録が作成されており、市の図書館で見ることが出来るので、目録から閲覧したい史料を選んで申請して欲しいとのことでした。
申請すれば閲覧出来る古文書であることが分かりましたので、某市の図書館に行き、まずは目録を調べました。なんと約7千点に及ぶ膨大なものでしたが、各史料の表題と短い解説を頼りに、今回の調査に必要と思われる史料をピックアップしました。その作業だけで4時間ほども掛かってしまいました。
閲覧希望史料一覧を作成し、早速教育委員会を訪問して、申請書を手渡してから帰路につきました。
担当者の方曰く、「原則として閲覧は大丈夫ですが、中には閲覧が許されない史料があるかも知れません。閲覧希望の点数が多いので、審査までに1週間ほどの時間をください。」ということでした。
家系調査にとって最も有難い「宗門人別帳」は複数の時代のものがあり、大いに期待が出来るものです。
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