2019.11.30
カテゴリ:調査日記
宮崎県での現地調査
1泊2日で宮崎県での「基本調査」の2回目の現地調査をしています。
10月中旬に1回目の現地調査を行い、かなり目標には近づいていたのですが、あと一歩が足りないという状況での2回目です。
本件調査は、古い墓碑が整理されてしまっており、ご本家への聞き取り調査も決め手にならず、旧菩提寺も明治10年の西南之役で全焼して過去帳も焼失したという悪い条件が重り、さらに庄屋家の在方文書にも有益な史料がないという苦しい状況です。
ただ、1回目の訪問以降、対象範囲を広げて情報収集を行った結果、突破口が開けるかも知れないという情報が得られたため、1カ月半後の2回目の訪問となりました。
最も期待している調査は、明日の午前中の予定なのですが、本日は墓地の再調査といくつかの聞き取り調査を行いました。
墓地調査というのは面白いもので、最初の調査では気付かなかったものが2回目の調査で新たに発見出来ることがあります。また、古い墓碑の文字は、その日の天候や時間帯などで読めなかった文字が読めることがあります。今回も結果として、いくつかの新発見がありました。
勝負は明日です。