個人所蔵の古文書調査その1

以前から手紙を出してお願いしていたのですが、個人宅所蔵の古文書閲覧をご許可頂ける回答を本日お電話にて頂きました。江戸期を通じ、ある村の庄屋を世襲されていたお宅が個人で所蔵されている在方の文書です。

家系調査に重要な庄屋家文書は、図書館や文書館、歴史資料館、地区の公民館などが持っていたり、或いは大学や教育委員会などが持っているなど、どこにあるかはその文書毎に全く異なっています。

実は、古文書の調査は、古文書そのものを調べることより、それがどこに所蔵されているのか?を突き止める方が難しいことも多々あります。
今回は、県立図書館に所蔵されている「古文書目録」で所在を知りました。

個人がお持ちであるということは、最も気を遣うものです。
赤の他人を家に迎え入れて先祖代々の古文書を見せるわけですので、いつも快く受け入れて頂けるものではありません。当然のことだと思います。

とにかく誠意と熱意を示す。これしかありません。

このようなことで閲覧許可のご連絡を頂けるというのは、誠に有難いことです。
早速、明後日お邪魔させて頂くことになりました。

続きは→個人所蔵所蔵の古文書調査その2