郷土史等文献調査(全国対応可)

文献調査はこのような方々のお役に立ちます

戸籍調査の内容に+αの情報が欲しい

先祖が住んでいた郷土の歴史が知りたい

自分で戸籍を超えた調査をする際の具体的なアドバイスが欲しい

文献調査報告書

戸籍調査の延長として郷土誌等文献調査を行い、歴史の旅社オリジナルの『文献調査報告書』を作成しています。

「戸籍調査よりさらに一歩進めた情報を!」と考えた結果、この郷土誌等文献調査に至りました。当事務所独自のサービスです。

この調査は、戸籍調査によって明治初年以前のご先祖様の居住地を特定した後、その土地が属する市町村などが編纂した郷土誌を始めとした諸文献を調べるものです。

戸籍調査と郷土誌等文献調査で得られた情報を総合し、当事務所オリジナルの『文献調査報告書』を作成致します。

なお、これまでの郷土誌等文献調査の実例をこちらで詳しくご説明しています。
郷土誌等文献調査の実例

どんな文献を調べるのか

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まず、ご先祖様の居住地の郷土誌(市町村誌)研究を行います。さらに、家紋・姓氏・土地の歴史などに関わる各種文献を調査します。
また、武士だった可能性がある場合は、該当する藩の分限帳も調べますし、ご商売をされていた場合は、明治・大正・昭和初期の商工会記録なども調査の対象とします。

それらから得られた諸情報に加え、都道府県・市町村・大字単位での同姓の分布状況を調べ、旧本籍地周辺の絵図や住宅地図・航空地図などの情報も参考にして総合的に分析し、『文献調査報告書』を作成致します。

ちなみに、直近20件の調査実績を調べたところ、1系統当たり簡単な史料を含めて平均19点ほどの文献を調べています。(※但し、最多で28点、最少で9点とかなり大きな差があります。なぜ大きな差があるのかについては、下記「郷土誌等文献調査でご注意頂きたいこと」で詳しく解説しています。)

郷土誌の種類

郷土誌等文献調査の基本となる郷土誌は、どの自治体が編纂しているかで数種類ありますが、その中でも市町村が編纂した「〇〇市史」「○○町史」「○○村史」など、ご先祖様の居住地が属する最小単位の自治体が編纂した郷土誌を最優先しています。

郷土誌をどのように調べるべきかについては、『郷土誌研究』のページで詳しく述べていますが、家系調査に於いて郷土誌を調べる際のポイントは、より狭い範囲の郷土誌を調べるべきと考えています。対象とする地域の範囲が狭いだけに、より細かな事柄に力を割いているものです。

それ以外の県史や府史など大きな単位の郷土誌や主に大正時代に発行された郡誌なども対象としています。ただ、対象地域の範囲が広くなると、必然的に細かな事柄までは言及されず大きな歴史の記述となり、一般庶民が具体的に書かれるようなことは稀です。

郷土誌等文献調査の詳細

調査料金

66,000円(税込)
※1.上記料金は1系統(1つの苗字)についての調査料金です。
※2.お支払いは前納でお願いしています。

標準調査期間

2~3カ月程度
上記調査期間には、戸籍によって明治初年以前の居住地が判明している時点からの期間です。
調査の流れは、明治初年の居住地特定から、①調査すべき文献のリスト作成②文献による情報収集③情報やデータの精査・整理④文献調査報告書作成という流れになります。

ただ、各文献には、その文中に引用された文献や巻末に参考文献が列挙されていますので、必要に応じて2回目の調査文献リストを作成し、同様の流れを繰り返すことが一般的です。
このようなことから、2~3カ月程度の期間が必要になります。

調査終了後、お渡しするもの

  • 文献調査報告書
  • 資料ファイル(郷土誌・各種文献等の写しを収めたファイル)

郷土誌等文献調査でご注意頂きたいこと

郷土誌等文献調査では、以下2点についてご了解の上、ご検討頂きますようお願い致します。

①地域によって、郷土誌の充実度がかなり異なること。
家系調査に最も有益な郷土誌といえば、上述のとおり各市町村が編纂したものですが、自治体によって郷土史研究に熱心なところと、それほど熱心とは思えないところがあるようで、それが郷土誌の充実度に反映しているように思われます。

僅か1冊の郷土誌しか発行していない市町村があれば、通史編・史料編・民俗編などに分かれ、10冊以上も発行している市町村もあります。

充実した郷土誌を発行している市町村が調査対象地域である方がより多くの情報を得ることが出来ることは言うまでもありません。

※特に有益なものが史料編(資料編)です。これには江戸期以前の古文書や明治以降の古い行政記録などが活字化されて収録されており、分限帳や宗門人別帳・検地帳などが含まれていることもあります。ご先祖様の名前が直接書かれていることも少なくありません。

②ご先祖様の身分・職業などによって、情報量が異なること。
ご先祖様が武士であった場合、所属する藩の分限帳を調べることで、より直接的な情報が入手出来ます。分限帳の他に由緒書などが活字化されていることもあり、戸籍以上のご先祖様が判明することも少なくありません。

商人だった場合でも、ある程度以上の商家であればその記録は少なくはありません。

江戸期の約8割を占める農民の場合、庄屋(名主)などの村役クラスであれば、史料編に収用されている古文書などにしばしば名前が登場しますが、一般的なクラスの農民の名前が直接登場することはあまり期待出来ません。

このように、江戸期にどのような立場であったかによって、調査結果はかなり異なって参りますが、こればかりは実際に調べてみなければ分からないのが実情です。

『文献調査報告書』には何を書いているのか?

「文献調査報告書にはどのようなことを書いているのか?」 について、以下お伝えしたいと思います。一例として、実際に作成した報告書の目次を示してみます。

文献調査報告書目次

1章から10章で構成され、戸籍や旧土地台帳の解説から、苗字の分析、江戸時代の居住村の士族・平民別の戸数その他の諸情報。さらに、郷土誌やその他の文献からご先祖に関わる情報の調査、旧菩提寺や墓地・氏神社・ご本家・一族と思われる家のピックアップ、それに加えてご本家や菩提寺への照会の仕方など、多岐に亘った内容となっています。

報告書の最後には、「戸籍を超えた家系調査の手引き」の項を設けています。
家系調査の方法について書かれた本は多く出版されていますが、不特定多数に向けたものだけに、どうしても一般論になってしまいます。ここでは一般論ではなく、調査結果を基にご依頼人様の事情に応じた具体的なアドバイスを行っています。

文献調査で分かること、分からないこと

文献調査は、あくまでも”机上の調査”です。
現地調査を行う基本200年調査・江戸前期400年調査などと比べ、当然のことですが限界もあります。

以下、特に家系調査に於いてご依頼人の方々が知りたいと思われるような事柄について、文献調査で分かること。逆に、現地調査を行わなければ分からないことについて、これまでの調査実績を踏まえてご説明させて頂きます。これらをご理解・ご納得の上、お申し込みをご検討ください。

なお、これまでの文献調査の実例については 文献調査の実例に詳しくご説明しています。

①ご本家の特定
原則として、現地調査を行わずにご本家を探し出すことは困難です。

ただ、電話帳やゼンリン住宅地図などで本籍地に近い同姓を調べ、諸情報から可能性が高いと思われる方へ手紙を出して照会する方法もあります。(※ご本家が既に当地を離れていたり、絶家になっていれば、この方法は使えません。)

実際に手紙を出してお相手と交渉を行うこと自体は、文献調査のサービスには含まれていませんが、ご要望に応じて当事務所が実際に作成している照会用の手紙文や返信頂くための回答書の雛形をご提供致します。


②ご先祖様の古い墓碑の所在場所特定
原則として、現地に行かなければ特定出来ません。
ただ、現地での墓地調査を繰り返してきた経験から、当時の村の範囲、里山や川の位置などの地形の考察を基に、ゼンリン地図や航空写真などを見つつ、「今も古い墓碑が残っているとしたら、この墓地だろう。」と、ある程度高い確率で推測することは出来ます。(※地方の古くからの集落の場合であり、明治以降に大きく変貌した市街地では困難。)

なお、上記①に述べたように、手紙での照会等によりご本家を特定させることが出来ると、そこから墓地の場所を教えて頂けることがあります。


③家紋の特定
ネット上には苗字と地域で家紋が特定出来るように書かれているサイトが散見されますが、これは間違いです。

同じ集落の同姓でも違う家紋を使っている事例は数多くあります。
地域別の姓氏・家紋辞典もありますが、実際に調べてみると、例外が多くあるのも事実です。

ただ、これも上記のようにご本家を特定出来れば、そこから家紋を教えて頂くことは可能かと思います。


④旧菩提寺の特定
稀に郷土誌研究のみで分かることがあるのですが、原則として現地調査の必要があります。
ただ、ご本家の特定と同様に、ご希望があれば菩提寺の可能性が考えられる寺院への照会用の手紙や回答書などの雛形をご提供いたします。これによって旧菩提寺が分かったというケースは少なくありません。


⑤出自(ルーツ)の調査
これまた、苗字や地域、家紋などで出自(ルーツ)が特定出来るとする無責任な記述が散見されますが、明治新姓で勝手に名門の苗字を名乗ったケースも少なくありませんし、家紋も同様です。苗字・地域・家紋等の情報によって、ある程度出自を推測することは出来ますが、確実ではありません。

なお、武士であれば、分限帳や藩に提出した由緒書などに出自について書かれていることがあります。ただ、それが原本だけしかなく、現地の図書館や史料館などで閲覧するしかない場合は現地調査を行うしかありませんが、活字化されて郷土誌その他の文献に収録されていれば文献調査だけで判明することもあります。


⑥江戸期の身分・職業を確定させること。
江戸期の身分・職業については、当時の居住地が町奉行の管轄地域か、郡奉行の管轄地域か、また武家屋敷があったところなのかなどにより、ある程度高い可能性として推測することが出来ます。

運よく、郷土誌などに直接ご先祖の名前が書かれていれば、明確に判明することもありますが、それは稀なケースです。100%の確定には、やはり現地調査が必要になってきます。

また、藩によっては、文久・元治・慶應など幕末ぎりぎりの時期や明治4年の廃藩置県までに作成された分限帳が残されており、それが活字化されていることがあります。これによって、藩士だったことが分かることもあります。(但し、下級武士や足軽以下の卒の場合は、分限帳に記載されていないことも多い。)

戸籍を超えた調査の無料サポート

本調査後、ご自分で戸籍を超えた調査にチャレンジされたいという方には、ご希望に応じて無料でサポートを行います。


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